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平成30年度宇都宮大学卒業生へのアンケート調査結果

COC+部門では、平成30年度、進路が決まった宇都宮大学の卒業予定者に対し、就職等に関するアンケート調査を実施しました。調査方法は、UUキャリアナビの進路決定届に追加で設問を設けて行いました(期間:平成3041日~平成31228日)。アンケート回答者は、学部生が347名、院生が171名の計518名でした。ご協力下さった卒業生の方々、大変ありがとうございました。回答者の学部・専攻や性別の内訳については、この記事の最後に掲載します。

さて、このアンケートでは、①学生のインターンシップ事情、②就職活動について、③栃木県内での就活の印象について調査しました。

在学生の皆さんの参考になればと思います。

なお、本アンケートの回答者は一部の学生であり、このアンケートは学生全体の結果を表すものではありません。


1|学生のインターンシップ事情      

アンケートに回答した平成30年度卒業生は、学生の61.9%がインターンシップの経験あり!

ちなみに、学部生だと56.9%、院生だと72.0%となっています。

リクルートキャリア「就職みらい研究所」の「就職白書2019」によると、同年度卒業生(国公私立合算)の55.9%(学部生が55.5%、院生が59.0%)がインターンシップに参加しているとのことですので、宇都宮大学の学生も頑張っていますね!特に院生のインターンシップ参加経験が多いようです。

今回のアンケートに協力してくれた347名の学部生のうち、74名(21%)が大学院進学者なのですが、進学者のインターンシップ参加率は高くないため、進学してから研究とインターンシップを両立させる、という院生が多いのかもしれませんね。

宇都宮大学では、学業や課外活動を頑張る学生が多いですが、回答者の結果からは、将来を見据えインターンシップにも積極的に参加している様子が伺えます。

ちなみに、学生が参加したインターンシップ先企業の所在地(複数回答)は、東京都内が38%、栃木県内が25%、それ以外の関東圏が19%となっていました。近場の栃木県内や近隣県で参加する学生も多いですが、少し足を延ばして都内で参加する学生も多いですね!中には自分の地元周辺や国外など、幅広く参加している学生もいます。

宇都宮大学では、正規課程でインターンシップを行う科目もありますし、事前に申請し、要件を満たすことで単位認定されるケースもあります。

大学のキャリア教育・就職支援センターは、就職活動だけでなく、インターンシップやキャリア形成についての相談も受け付けています。気軽に活用してください。また、最近は栃木県内でもインターンシップフェアが開かれていますので、こちらも利用してみるといいでしょう。


2|学生の就職活動  

就職先決定にあたり重視したものを3つまで挙げてもらった結果がこちらです。

就職先グラフ.png

1位が「職種・業種」、2位と3位が僅差で「勤務地」「やりがい・働きがい」となっています。

4位以下も含めて、平成29年度に調査した時と、ほぼ変わらない結果となっています。

なお、学生の進路としては民間企業や教員、公務員、自営業等があるのですが(進学は今回除きました)、進路が教員や公務員の学生は、特に「勤務地」を重視する人が多かったです。「地元で先生・公務員になりたい」「地元に貢献したい」という学生が多いのだと思います。

さて、全体で見ると、「職種・業種」を重視する学生が圧倒的に多いです。平成29年度に実施した調査では、学生の実に95%が希望業種に就職しており、自分の専門やインターンシップで感じたこと、自己分析の結果などから、職種・業種をある程度定めて就職活動する人が多いのかもしれません。

次に重視する「勤務地」については、「自分の地元」や「首都圏」「大学で縁ができた栃木」というパターンが多いようでした。

また、「やりがい・働きがい」を重視する学生が多く、就職活動を通してその辺りを見極めて就職先を決定しているのかもしれません。

次に、応募企業の情報をどうやって入手しているのかを複数回答で聞いてみました。

1位が「就職情報サイト」、2位「企業のホームページ」、3位「合同企業説明会」という結果となり、インターネットと合同企業説明会をうまく併用している学生が多いようでした。また、「先輩や知人からの紹介(4位)」も多く、「就職関連アプリ(5位)」の活用も近年増えてきているようです。

今回の調査結果ではないのですが、平成29年度に行った調査で「就職活動に役立ったこと」を尋ねたところ、1位は「課外活動」(圧倒的多数!)、2位「授業の成績」、3位「企業や団体でのインターンシップ」となっていましたので、こちらも紹介しておきます。4位以下は、「資格取得」「海外・国内旅行」「ボランティア」「留学」「読書」となっていました。

さて、今回の調査、進学者を除いた444名の回答者のうち、194名(44%)が栃木県内で就職活動を行ったとのこと。

その方たちに、栃木県内での就職活動の印象について聞いてみました!


3|栃木県内での就職活動の印象

項目は全部で10項目。3択で選んでもらいました。

例えば「選考開始時期」なら「早い」「普通」「遅い」の3択というように。

結果を簡単にご紹介します。

「選考開始時期」は「普通」が76%、「早い」が16

「選考の回数(試験や面接)」は「普通」が91

「交通費」は「あまりかからない」が多く54%、「普通」が40

「交通アクセス」は「普通」が54%、「悪い」が34%、

「業種や職種」は「普通」が81%、「少ない」が14

「給与」は「普通」が79%、「少ない」が17

「福利厚生」は「普通」が77%、「良い」が18

「産休・育休後の復帰(女子学生限定)」は意見が割れ、「しやすそう」27%、「しにくそう」15%、「普通」57%。

ちなみにこの結果は、進路を「民間企業」に限定すると、「しやすそう」20%、「しにくそう」23%、「普通」57%となります。

「会社や社員の雰囲気」は「普通」が66%、「良い」が「32%」

「情報の探しやすさ」は「普通」が71%で、残りの意見は割れています。

これらの結果から、栃木県内での就職活動は交通費はあまりかからないケースが多いが、公共交通機関で行きにくい立地にある企業が多い、ということがいえます。就職したら車が必須となる企業は、実際多いですね。

給与、福利厚生や産育休後の復帰は、「普通」という回答が最も多いものの、回答結果からは、シビアに企業を見ている学生の様子が伺えます。

会社や社員の雰囲気は、良いと感じた学生が多いようです。

また、「業種や職種」の業種については、「普通」が大半ですが、一部の学生が感じたように、立地等の事情により少ない業種もあります。例えば、栃木県は空港や港がないため、「空運」「海運」「貿易」関連企業は少なくなっています。また、情報が集まる東京都内と比べ「マスコミ」も少なく、IT関連の企業が少ないのも事実です。中には建築系や化学系でも企業数が少なく感じた学生もいるようです。


4|栃木県で就職活動予定の在学生へのメッセージ 

一部を紹介します。ぜひ参考にしてください。

「首都圏や大手企業のように非常に早い採用スケジュールの企業も少なくないので、情報収集は早めにしましょう(工学部)」

「普段使わないバスを使うことが多いと思うので、しっかりと調べておいたほうが良いと思います(工学部)」

「栃木市に行く場合はJRではなく東武で行った方が安い(国際学部)」

「できる限り車があると便利だと思います(農学部)」

「説明会は東京だから、交通費がかかります(工学研究科)」

「せっかくの県内なので、工場見学は前もって済ませておくと良いかと思います(農学研究科)」

「栃木県内にも良い企業は沢山あるので十分に情報収集をして良い企業をみつけてほしいです(工学研究科)」

「栃木でも最終で落ちるシビアなところもあるので気を抜かずに(国際学部)」

「県内で行われる合同説明会は可能な限り利用してください(工学部)」

「県内の合説やとちまるアプリなどを活用しぜひ自分にあった就職先を探してみて下さい(教育学部)」

「栃木県は、工業団地などにおける企業の誘致に比較的成功しているため、良い企業はたくさんあると思います(工学研究科)」

「頑張ってください(教育学部・工学部・工学研究科)」


<<アンケート回答者の内訳>>

【課程】学士347 / 修士171名 / 518

【性別】 女子188名(36%) / 男子330 名(64%) 

【学部と専攻】

国際学部・国際学研究科 55

教育学部・教育学研究科 57

工学部・工学研究科  299

農学部・農学研究科  107

【進路】

企業・団体等 350

教員 20

公務員 69

進学 75

ほか 4

なお、各学部・学科ごとの進路については、毎年発行している宇都宮大学入学案内(ガイドブック)に掲載しておりますので、そちらをご参照下さい。


本記事について

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