お知らせ

対話と思考の場02「地域づくり×生き方の意味を問う」レポート

2018年1月20日に開催した学生と社会人向けのセミナーの参加レポートを公開します。執筆者は、ライターの松岡瑛理さん。関心を寄せていただきながら、当日参加できなかった方も、本質的なところから地域づくりを考えていきたいという方も、3名の講師のファンの方も、なんとなく、地域づくり・まちづくりに興味があるという方も・・・広く読んでいきたい、対話の場の臨場感が豊かなレポートです。レポート本編は、PDFでリンクを貼っております。ぜひ、お読みください。(COC+推進室 簑田)

<開催概要>

対話と思考の場02

「地域づくり×生き方の意味を問う」

日 時|2018年1月20日(土)10:30-17:30(10:00開場・受付開始)

会 場|宇都宮大学峰キャンパスUUプラザ2Fコミュニティフロア

 

1限目 朝の会|ガイダンスとグループでの対話

2限目 講義と対話
    講師:西村佳哲氏「すまい・ひと・しごと:神山の場合」

3限目 講義と対話
    講師:廣瀬俊介氏「地域の豊かな過去を、地域の未来に生かすには」

4限目 講義と対話
    講師:山口覚氏「変わっていく価値観の先に」 

5限目 夕の会|講師と参加者全員で丸くなって対話の時間

 

■レポート執筆|松岡瑛理(まつおか・えり)
ライター、専門社会調査士。一般企業での社会人経験をへて、一橋大学大学院社会学研究科博士後期課程満期退学。大学院時代は、生活史研究(聞き書き)のゼミに所属。在学中よりライターの仕事を始め、2017年4月からフリーとして週刊誌・月刊誌・webなどで取材記事を執筆。趣味は、学生時代を過ごした東京・多摩地域のお散歩。栃木県では益子、日光エリアに関心があります。

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参加レポート第1章
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●「地域づくり×生き方の意味を問う」とは?

 

 このレポートは2018年1月20日に行われたワークショップ

「対話と思考の場02|地域づくり×生き方の意味を問う」の記録です。

 

 いま「地方」というキーワードがトレンドです。書店に行けば、「田舎暮らし」「二拠点生活」といったタイトルの書籍が並び、雑誌では地方と東京を行き来するクリエイターたちの生活が特集されています。

 

 出てくる人たちはみんなカッコ良くて、スタイリッシュ。「地方暮らし、いいわあ」なんてぼーっとなってしまう。でも、本気で地域に関わろうと思ったとき、そこにはもっと泥臭い現実が待ち構えているはずです。

「地域づくり」を“どう生きるか”という視点からもっと掘り下げて考え直してみませんか?ということで、2017年、学生と県内の社会人を集めて、「地域づくり×生き方の意味を問う」第一回が開催されました。企画・主催は、宇都宮大学地域連携教育研究センターのCOC/COC+推進室。地域の課題解決に向けた人材育成・調査などを行う部門です。

 

第2回目にあたる今年は、西村佳哲さん、廣瀬俊介さん、山口覚さんという3人をゲスト講師に招聘し、地元で地域づくりの活動に関わる若手が進行役を担当。当日は学生15名、社会人17名が参加しました。

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●私のこと

 

今回のイベント記事を書かせていただく私は、週刊誌や月刊誌などを中心に活動するライターです。ふだんは都内で暮らしています。このイベントの記事レポートをどんな経緯でお引受することになったのか、過程を記しておこうと思います。

 

私が地域関連の仕事にかかわるようになったのは、1年ほど前のこと。それ以前は、社会学という学問を専攻する大学院生でした。長い学生生活の終わりが見え、あらためて進路について考えていたとき、内奥から湧き出てきたのが、「“暮らし”に根差した仕事がしたい」という思い。都心で「仕事」というとオフィスで日がな一日PCと向き合う仕事ようなものばかりイメージしてしまう。それは何か違う、という直感があった。そんなとき、世の中では東京一極集中から地方へ、という議論が活発に行われるようになったこともあり、「移住」をテーマに取材を始めるようになりました。

 

仕事のひとつを通じて知り合ったのが、今回はワークショップを企画した宇都宮大学地域連携教育研究センターCOC/COC+推進室「とちぎ仕事学」部門の簑田理香さんでした。依頼をいただいた際、簑田さんからは「松岡さんが感じたことや思ったことを前に出したレポートを」というリクエストを受けました。

 

正直なところ、最初はやや戸惑いがありました。ライターと一口に言っても色んな仕事があるけれど、連載やコラムなどを除き、書き手の感想・意見が求められるタイプの記事制作は、そう多くはないと思います。ジャーナリスティックな媒体で仕事をした際は、「客観・中立」性にもとづく記事を口酸っぱく求められるのはなぜなんだ?(そもそも「中立」って何?)と考えたこともありました。なので今回は、あえて「一人称」の仕事をしてみようと思いました。

 

●“まちづくり”ってなんだ?

 

地方移住をテーマにした仕事を始めるようになって、「まちづくり」「まちおこし」「地域づくり」などの言葉を耳にする機会が増えました。とはいえ、実際のところ、いまひとつすっきりしない思いを抱えていました。まちを「おこす」「つくる」というけれど、自分はどこからどう入っていけるのか、どうもよくわからなかったのです。

 

それなら、この疑問をあえて今回のワークショップにぶつけて、見えてくるものを記そう、と思いました。“地方”や“移住”に興味はあるけど、実際のところがいまひとつよくわからない。そんなみなさまの疑問にこたえる一助となれたならば幸いです。


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レポート全文は、こちらでお読みいただけます。WS参加レポート.pdf
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