お知らせ

COCとちぎ終章学部門の取組(平成25〜29年度)

文部科学省大学改革推進等補助金「地(知)の拠点整備事業」(大学COC事業)を活用し、宇都宮大学が平成29年度まで「とちぎ仕事学」と一体となって推進してきた「とちぎ終章学」の取組についてご紹介します。

「とちぎ終章学」という言葉に込められた"思い"

栃木県民の意識調査において、県民が最も多く地域課題と認識しているのは「高齢化」に関することであることが分かりました。とちぎ終章学の「とちぎ」は、栃木県の地域課題であるという意味です。

「とちぎ終章学」という言葉には、人生の最後の時期を困難や苦しさの中で過ごしていくのではなく、どのように豊かに、幸せに暮らしていくのかという問いと、栃木県の地域課題である高齢化をポジティブにとらえ直していくという願いが込められています。

*文部科学省「地(知)の拠点整備事業」(大学COC〈Center of Community〉事業)において、宇都宮大学は「とちぎ高齢者共生社会を支える異世代との協働による人材育成事業」に取り組んできました(平成25〜29年度)。

教育|全学必修科目「とちぎ終章学総論」の開設

2025年、65歳以上の高齢者が日本の総人口の30%を超えると予想されており、今後ますます様々な環境において高齢者と共に生きる社会になります。この科目では、高齢者に関する課題を自らの問題としてとらえ、高齢者と共に生きるため、また、自分自身も豊かな終章を生きるための知識について学びます。

*この科目は、平成30年度から「とちぎ仕事学」にリニューアルし、新たな教育プログラムを提供していきます。

研究|地域志向教育研究支援事業の推進

本学教員の地域を対象にした教育研究を支援することにより、地域志向型の教育研究を更に活性化させ、宇都宮大学のCOC機能を強化することを目的とし、高齢者共生社会の形成をはじめとする様々な栃木県の地域課題を対象としています。

*この事業は、平成30年度以降も学内経費等を活用し、継続していきます。

社会貢献|終章コミュニティワーカーの養成

終章コミュニティワーカー養成講座は、高齢者の特質や生活、介護に関する基礎的知識を持ち、終章世代(長い老後のうち、人生の総仕上げをする概ね75歳以上の時期)を中心とした高齢者に係わる人や施設を有機的に連携させつつ、高齢者が暮らしやすいまちづくり活動における援助者を養成するものです。修了後は宇都宮大学が「終章コミュニティワーカー」としての活動を支援していきます。

*この講座は、平成30年度以降は内容を一部変更し、公開講座の一環として実施していきます。

成果報告書概要版はこちらから(PDF)